【Amazon輸出】日本人セラーをごっそり調査してみた2014年度版 その③

Amazon輸出分析2014_1

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

皆が出荷時間と速達の設定をどうしているのか見てみよう!

FBAを利用していない皆さん、ハンドリングタイムの設定は拘ってますか?

ハンドリングタイムは、カートの取得率を高める為に必要な要素の一つですから、無在庫販売ではライバルと差別化を図る為にも必要な設定です。

今回は、2014年に取得した日本人セラーのデータを基にして、利用されているハンドリングタイムの設定値と速達を取り扱っている割合などをランキング形式で掘り探ってみたいと思います。

では、前置きはここまでにして、皆さんのライバルが実際にどういう設定値にしているかを見て行きましょう。

市場のハンドリングタイム設定値を見てみる

まずは、こちらの円グラフをご覧ください。(※グラフにカーソルを合わせると、括弧内に具体的なセラー数が表示されます。)

『1-2日以内に発送出来ます!!』と謳ってる方が最も多いです。

ここからFeedbackのデータを読み取っていくと分かるんですが、実は、ハンドリングタイムを1-2に設定しているようなセラーさん達を見て行くと初心者さんが圧倒的に多い事が分かります。

最初からこういう設定を行うと有在庫の方ならまだしも、無在庫の方であればすぐにパフォーマンスが悪くなって、Amazonから怒りの鉄槌を受ける可能性が高いです。

次いで、『4-5日以内には発送出来ますよ!』という方ですね。

そんな2位の設定値にしているセラーの30日間のFeedback数も合わせて確認しましたが、このパターンの方が獲得数が多く、幽霊セラーの数が少なかったです。

ちなみに、幽霊セラーというのは、一度登録してみたけど続かずに放置プレーしているセラーさんの事ですね。

一応、この二つが最も多いデータですので、それ以下の母数が少ない数値に関しては、特に言及しません。

今回のパイチャートだけを見ると、一番多い設定にした方が無難と思われがちですが、無在庫販売の初心者の方であれば、まずは4~5日以内に配送出来るという形で設定しておくべきです。

クオリティの高いシステムを利用して、慣れてきたら果敢に挑戦してみましょう。

また、FBAは利用していないが有在庫で販売しているという方は、何であろうと最短設定をお勧めします。

それぞれの戦略と身の丈に合った設定を行いましょう。

 

Expedited(速達)設定をしている

日本人全体からハンドリングタイムを読み取った所で、次に、速達の設定をどうしているか掘り探っていきましょう。

以下の表を用意しました。

ハンドリングタイム設定値 セラー数 速達を設定しているセラー数
1-2日以内に発送 947 543
4-5日以内に発送 484 278
FBA 348 348
2-3日以内に発送 102 68
6-10日以内に発送 99 36
3-4日以内に発送 74 40
未設定 24 8
1-3週間以内に発送 13 3
2-3週間以内に発送 8 1
入荷待ち 4 1
3-5週間以内に発送 1 0

この表は、各ハンドリングタイムの設定値を利用しているセラー数順にランキングにしていますが、一番右のカラムに速達を設定しているセラーの数も用意しました。

ちなみに、FBAに関しては既に速達のような物なので、同じセラー数を格納してます。

今回は、赤字のカラムに注目してください。

日数をまとめちゃいますが『1~5日以内に発送する』と設定しているセラーさん達の場合、約過半数以上が速達設定を行っている事が分かりますよね。

それとは対照的に、発送までに時間が掛かればかかる程、速達を取り扱っていないようなデータになってきます。

母数が少ないっていうのも原因としてはありますが、そもそも発送まで時間が掛かり過ぎる商品に対して速達を利用する方なんていませんよね。(※予約関連の商品なら話は別です。)

ただ、ちょっと今はそういった少数派データは置いといて、話を上位ランクへ戻していきます。

普通、ハンドリングタイムを早く設定しているという事は、出荷に対する意欲があると取れますから、速達を取り扱う率がもっと高くても良いんじゃないかと考えたくなるものです。

実際に『1日で出荷出来ます!』と謳ってる所が『でも、速達は出来ません!さーせん!』って言ってたらかっこ悪いというか、なんか矛盾してないけど矛盾してるようなモヤモヤが残りません?

そういう『出荷最短設定&速達しません』の裏側には、速達をしない理由というのがいくつかあります。

  • 『情報商材を買って、試しに出荷最短設定にしてみました!でも、続きませんでした!』パターン
  • 『僕はあえて速達やらないんでね。(だって、設定しらないんだもん・・。)』パターン
  • 『出荷日数を減らさないと売れない、けどEMSが間に合わなくてクレーム来るんだよなぁ。嫌だなぁ。』パターン

上の二つは、Amazon側からすると数か月後には、ほぼ幽霊会員でしょう。

ただのチャンスロスです。

最後のパターンは、仕入れ戦略と配送方法によってハンドリングタイムを調整しているような事情を抱えたセラーの良き判断だと思います。

無在庫販売であれば、注文の入った商品の仕入れが予定より時間が掛かりそうだったりすると、出荷日数に余裕があれば、フライングで出荷通知してしまうなんていう事も出来ます。

逆に、確実に1~2日で商品を手に入れられる自信がある人(※システム力)であれば、出荷日数を最短にしてしまって、さらに速達も大歓迎よと言わんばかりに設定している事でしょう。

 

まとめ

これまで、ハンドリングタイムや速達の設定に関して、実際のデータに基づいたお話をしてきました。

結局は、皆さんがどういった販売手法でどういったシステムを利用しているかにもよりますので、ハンドリングタイムも速達設定も、皆さんの身の丈に合った自分なりの設定が必要という事です。

ただし、ハンドリングタイムのお勧めとしては、初心者の方なら4~5ですかね。

無在庫としての上級者であれば、商品ごとに全部分けた方が良いですね。

それでいて、全体の割合として3日以内の商品が多ければかなり優秀だと思います。

また、FBAを利用せずとも在庫を抱える販売手法であれば、注文が入ってから出荷出来るまでに営業日単位で考えても数日と掛からないでしょうから、この場合、ハンドリングタイムの設定値を1~2にしたいところです。

速達に関しても言及しますが、速達を取り扱わないという事は、基本的にチャンスロスしているとだけ断言しておきます。

この記事では書きませんでしたが、またどこかのタイミングで速達を設定した際の注文数の伸び率について説明して行きたいと考えています。

ハンドリングタイムや速達の設定に関して、今回の記事を参考にして頂ければ幸いです。

この記事を書いた人

TAITOBA
自らがECとしてのプレイヤーである傍ら、年がら年中、Amazonの実験や解析に打ち込む。 そんな日々から得た貴重なデータやどうでもいいデータ、さらにECについて思う事などを好きなだけ語り尽くします。

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