【Amazon輸出】新しく始めた販売実験の途中結果

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

■ 新しく始めた販売実験の途中結果

今回は、私が日頃行っている実験の中で直近のものをちょろっと公開。
説明するのは苦手なので、備忘録のように書き弄っていきます。

この実験は、6月初めからスタートした独自ASIN特殊なテスト販売の実験を記録しており、今後も継続予定です。
尚、今回の対象ASINは一つであり、その対象をこれ以降「ターゲットASIN」と呼びます。
また、今回の途中結果では、対象とする集計期間6月4日から6月18日までとします。

まず、価格設定ですが、これは粗利益率が最終的に30%残るように設定をしています。
生産コストからAmazon手数料やらFBA納品時の送料など、引くもん全て引いた後の値ですから、数字のトリックはありません。

 ビジネスレポートによる簡易分析

Detail Page Sales and Traffic by Parent Item 2016-06-18 23-23-51

上の画像は、Amazonのビジネスレポートをスクリーンショットしたものです。
皆さんが見やすいように枠線などを割り振っていますので、以下の配色の内訳を参考にご覧ください。

  • 赤色・・・セッション数
  • 灰色・・・ページビュー数
  • 黒色・・・カート取得率
  • 青色・・・注文数
  • 緑色・・・コンバージョン率
  • 紫色・・・売上

画像の右上にある日付の範囲でも分かるように、取得データは先述した6月4日から6月18日までの期間となっています。
では、このビジネスレポートのデータから分かる、テストASINのパフォーマンスを数値から文章に変換したものが以下。

  • 約2週間で65個の売れ行きである。
  • 約2週間で売上が1ASINで1000ドルを達成している。
  • 日当たりで売れる個数の平均を算出すると、約4個になる。(式:65個÷15日=4.3個)
  • 商品を見た3~4人の内、1人が購入まで行っている。コンバージョン率がきわめて高い。

この結果だけ見ると、私が今までやって来た中で普通レベルの動き出しです。
持論ですが、独自ASIN(※オリジナルブランドだけとは言わない。)による販売戦略を取った場合で、1ASINあたり月に4~5万の利益はほぼ間違いなく行きます。
もちろん、それなりに売り方や見せ方を工夫して、戦略的にマーケティングを行った場合に限ります。

ここでは約2週間にまとめたデータで簡単に分析しましたが、実際には色々なドラマがあったんです。
次に、言える範囲で解説していきます。

 売れ方の日別推移を表で分析する

では、2週間に何があったかを紐解く為に、日毎のデータをビジネスレポートから取得して来たので、早速、表やらチャートやらに変えてみたいと思います。
まずは、表から。

【ビジネスレポートから取り寄せたターゲットASINの日別情報】

日付 セッション ページビュー カート取得率 注文数 コンバージョン率 売上
6月4日 5 7 100% 2 40% $38.00
6月5日 11 14 100% 3 27% $57.00
6月6日 14 21 100% 5 36% $95.00
6月7日 19 27 63% 3 16% $57.00
6月8日 21 29 90% 4 19% $76.00
6月9日 24 83 43% 4 17% $40.00
6月10日 22 35 100% 1 5% $18.80
6月11日 22 36 78% 6 27% $60.50
6月12日 29 49 73% 8 28% $81.37
6月13日 20 29 0% 3 15% $39.36
6月14日 15 22 0% 3 20% $57.00
6月15日 15 22 0% 3 20% $57.00
6月16日 21 30 0% 4 19% $76.00
6月17日 26 37 76% 5 19% $95.00
6月18日 18 23 100% 11 61% $209.00

6月からマーケティングを開始した結果、6月4日に初めて売れるようになりました。
そんなこんなでセッションも売れ始めてから徐々に伸びて行き、最終日までには日に約20人の方が見てくれるようなASINに育ちました。

しかし、事はそう上手く進みません。
このターゲットASIN君、凄く痛い目にあっちゃいました。
というのも、Amazonからカート取得価格上限設定を設けられてしまったんです。

過去の記事でも触れましたが、例えASIN内で販売しているセラーが自分1人だけだとしても、Amazon側が定めるカートの適正価格の上限を超えてしまっている場合、FBAだろうがなんだろうがカートを取得する事が出来ません

そんなこんなで、早く元の高い値付けで販売出来るようにさせる為、一時的に価格を下げてカートを取得する事で購買の平均価格向上を狙いました。
マーケティングも当然行っていたので、カートを取得する流れはSEO的にも当たり前レベルで必要になってくるからです。
この一連の動作は、6月9日からの紫色に塗られた範囲の売上と販売個数の関係を見れば一目瞭然です。

その後、6月14日には晴れてSEO対策もバッチリ1ページ目に行き、ランクも上位になった時点で、値下げしてまでカートを取得し続ける必要性がなくなりました。
そういった理由から、再び高値に戻します。
実をいうと、6月11日からSEO的にもランク的にも申し分なかったのですが、何分Amazonのプロダクトはなじませないといけない為、ちょっと様子を見ていました。
なじませるって何言ってんだって思うかもしれませんけど、説明しにくいのでここでは省きます。

そんな事よりも見るべきは、6月14日からの出来事です。
皆さんからすると普通では考えられない光景が見られるようになります。
連日、カート取得率0%が続いているのに、高値で3~4個売れるという現象です。
コンバージョン率も20%近くと、悪くありません。

劣性の中でも、売れ行きを発揮してくれる。
はい、これが、私が言うマーケティングの力です。多分。(笑)

確か、カート取得価格の上限設定の吊り上げに成功したのが、6月17日の中頃でした。
そして、そんな重りがどっかに飛んで行った瞬間、表の大とりを飾る6月18日を迎える訳です。

ターゲットASINは、マーケティングも成功し、カートも無事取れている状況で、11個も高値で売れ出しましたとさ。
ちゃんちゃん。
と言った感じです。

長ったらしくなってしまったので、表に関してはここで終わります。

 今後の売れ方をチャートにしてみる

まず、おさらいです。
単純に約2週間のビジネスレポートで簡易分析した際には、1日の売り個数は4個程度だろうという答えになりました。

しかし、日別のデータを見て行くと色々なドラマがあった訳ですから、それを考慮した場合、どう考えるの一番良いでしょうか?
何も考えないのが一番だと思います。
何故なら、約2週間という短期間のデータなわりに色んな展開がドラマチックに広がっていたわけですから、この後を予想しろという方が難しい。

ただ、1つ言うとしたら、「日当たり10個程度のペースで売れるだろう」と僕の感覚が予想してます。
中間結果という事もありますから、先の予想に関してちょっと抽象的なのはお許しを

という事で、今後の予定も含めた日当たり10個程度のペースで考えた場合のチャートを用意しました。
それが、こちらです。

【ビジネスレポートから取り寄せた日毎のデータをチャート化したもの】

チャートの内容としては、6月19日からはあくまで予想値という事なので、点線にしてあります。
丸い部分にカーソルをあてるとポップアップに計測日と売れ個数が表示されるので、試にカーソルを合わせてみてください。

色々ドラマがありましたが、実際に売れた6月18日までの線を見ても、だんだん右肩上がりに成っているのが分かると思います。
また、予想値ではありますが、7月1日と7月8日に売れ個数を段階的に上げています。
これは、その時期にまた違うマーケティングを行うからです。

また後程、最終的な結果も投下したいと思います。

■ 最後に

今回は、複数の方から「どんな実験をやっているのか?」とのお問い合わせがありましたので、私がAmazonの輸出や輸入で日頃行ってる実験をほんの少しだけ公開してみました。

何やってるのか分からないからツマんない」って方もいらっしゃるかも知れません。
とはいえ、言える内容言えない内容がありますので、その辺はご了承ください。

何か聞きたい事質問があれば、お問い合わせください。
今は顧問契約をキャパシティーの関係上、一時的に見合わせてますが、皆さんに簡単なアドバイス程度なら可能です。

見てるだけより、一緒に会話出来た方が楽しいと思います。
初心者の方から月商6000万レベルの上級者の方まで、どなたでも気軽にお声かけ下さい。

この記事を書いた人

TAITOBA
自らがECとしてのプレイヤーである傍ら、年がら年中、Amazonの実験や解析に打ち込む。 そんな日々から得た貴重なデータやどうでもいいデータ、さらにECについて思う事などを好きなだけ語り尽くします。

シェア!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です