【amazon輸出】海外の商標取得費用はいくら?【®マークの取得】

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海外の商標取得費用はいくら?

無在庫販売を行っている時は、販売者が1-2人しかいない【商品名 ®】のアールマークにビビったりするものですが、今度はOEMやオリジナル商品を作る側になると®マークを入れたくなるものです。

「うちの出品にパチモン混ぜてくるなよッ! うちはが商標登録して売ってる商品なんだ!出品ご辞退願おう。」というやつですね。

さて、この®マーク。一体取得にいくら程度のお金が必要なのでしょうか?

海外商標取得方法は2パターンある

代表的には2ルートです。”直接出願ルート”と”マドプロルート”です。それぞれの方法を見ていきましょう。

直接出願ルート

各国の商標を管理しているところへ直接出願するルートになります。つまり、現地の代理人から、各国の商標管理部署へ直接出願してもらう形となります。

一般的には、【日本の代理人→現地の代理人→現地出願】という過程が多いですが、odeskを利用して直接現地代理人を探すこともできます。(もちろん信頼出来る人であることが重要。)

How mach?

3カ国に要請した場合

  • 英:政府40000円+現地代理人80000円+日本代理人80000円=200,000円
  • 仏:政府30000円+現地代理人50000円+日本代理人80000円=160,000円
  • 独:政府42000円+現地代理人88000円+日本代理人80000円=210,000円
  • +  日本での商標登録を3万円として

トータル:600,000円程度

マドプロルート

日本に商標出願して、その日本登録を基礎として国際事務局に出願します。その時に展開したい国を指定します。(事後的に指定することも可能。)

分かり易く言ってしまえば、【◯△協会に要望を申請して、それを協会員全員にお達ししてもらう】流れとなります。

*もし日本の商標が否定される事態が発生した場合、他国への申請も取り消されてしまう事となります。これをセントラルアタックと言います。ジェットストリームアタックではございません。ご注意を。

マドリッドプロトコル加盟国一覧はこちら

How mach?

3カ国に要請した場合

  • 国際出願費用:日本特許庁9000円+日本代理人100000円+基本手数料65000円=174,000円
  • 英:日本代理人10000円+個別手数料41000=51,000円
  • 仏:日本代理人10000円+付加手数料10000=20,000円
  • 独:日本代理人10000円+付加手数料10000=20,000円
  • +   日本での商標登録を3万円として

トータル:295,000円程度

※ 国によって付加手数料であったり個別手数料だったりします。

CTMルート

おまけ。これはマドプロルートに含まれて、欧州共同体商標(CTM=Community Trade Mark)を取得する方法です。これを取得すれば、EU加盟国(2016年現在28カ国)の商標を取得した事になります。金額は先ほどのマドプロルートの英/米国と同じレベル。日本代理人10000円+個別手数料41000=51,000円 で申請する事が出来ます。

安い費用で多くの国に商標を効力を発生させることが出来るのですが、商標登録した後で、EU加盟国のどこかが、「うちの商標と似てる!登録を認めるべきではない‼」と異議申し立てする事が可能です。(先に似たものが存在しても商標取れちゃう謎のCTMルート)。もし、異論者の申し立てが認められて商標の効力が無効化された場合、CTMルート全体の商標が無効化されることになります。

とりあえず英国(イギリス)はCTMに含まれないと考えて良いかも。最近の離脱問題をみてると。

まとめ

分かりやすく言ってしまうと

直接出願ルート ⇒ 川を1つ1つせき止める。

マドプロルート ⇒ ダムを作って管理したい川を引き込むイメージ。CTMも同じです。

マドプロルートはダムを壊されないように要注意という事になります。

見積りはやや多めに見積っているので、しっかり商標登録する意思を見せればもう少し安くなるはずです。とは言え「うーん、30万かぁ…。中国でのOEM発注に結構な額かかっちゃたし、これだけの現金を今用意するのはキツイなぁ…」という場合。

安心してください。補助金ありますよ!

外国出願費用の助成(中小企業等外国出願支援事業) 補助率1/2

※ 6月30日までだけどねw

「なんだ、もう終わってるじゃん!」かと思いますが、【外国出願費用の助成】で検索してもらうと毎年やっていることが確認出来るはずです。

これでめでたく®マークを取得して、安心してOEM・オリジナル商品の独占販売ができます。マドプロルートの方が一般的で審査も早く、取得されるパターンも多いとは思いますが、少し注意が必要な部分があります。それはまた、ブログで・・・書かないです。

この記事を書いた人

YOKO
ブログを書きながらポチポチフォトショップやイラストレーターをいじっている人。何故かECプラットホームの抜け穴を見つけるのが得意。商工会議所や銀行、ジェトロなどの情報商材以外のセミナーで仕入れた内容も発信していく予定です。

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