2代目経営者はやっぱりコケる?

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

結構いるいる2代目経営者

 

このブログで何度も書いているかと思いますが、商品を安く調達するとなると①メーカー(製造) ②問屋 ③小売りのように上流から仕入れる必要があります。そして、メーカーから仕入れる場合、上場しているような誰でも知っているようなメーカーであれば、営業部門や製造部門があり、仕入れに関する話も専門の担当者と相対してお話しする事が普通です。

しかし、特定の分野で詳しい人しか知らないような(3流←失礼!)ブランドの場合、社長+数人の社員で経営してきたようなパターンが多々あります。もちろん叩き上げの社長が健在であれば、それなりに経営は上手くいっているはずですが、既に社長が亡くなり、その後は社長の子供に譲っているような企業は、結構苦しいような経営状況に陥っている事があります。

 

自信の無い商品知識

ここまで説明してきた3●企業というのは、大手企業のように大きな資金で何でも商品開発できる訳ではありません。特定の分野でコアな製品を生産している事が多いです。そのため、先代はそのコアな製品の中でも他社と比べて何かキラリと光る特徴のある製品を生産してきた訳です。

もちろん、マニアや通であれば、そのキラリと光る部分に魅力を感じ、それに惚れ込みユーザーが商品を購入する訳ですが、2代目経営者はそれがよく分かっていなかったりします。

例えば、有名野球プレーヤーの息子が親と同じように野球を好きになるとは限らないのです。『実はテニスが好きだけど、実家がバット工場だからバット作ってる』という事があります。

 

そのような人が、

『うちのバットは採用する木をかなり激選しています。反力が強く、芯を外してもホームラン出せるぐらい飛ばせます。』

このような説明を野球経験の無い人が行っても、どこか自身無さげな説明になるのです。

 

やはりそのような説明では、二代目社長がトップセールスしたところで新規顧客獲得には繋がりません。売上の主軸と言えば、結局今までと付き合いがある企業と改善も無く継続取り引きをダラダラと行っていたりします。

もちろんそのような体質では、既存取引先が徐々に減っていきますし、新規は増えにくいので経営はどんどん悪化していきます。つまり赤字垂れ流しとかになっていたりします。(でも、先代の残した預金がガッツリあれば、赤字でも銀行はお金貸してくれるんだなこれがw)

 

時代の変動に置いてきぼり

今、ネットビジネスと言えば、ツールを作り『無在庫だ!』、『数万点のリスティングだ!』とやっている訳ですが、時代に取り残された2代目企業というのはかなりアナログチックです。基本、連絡はTELかFAXです。(社長がLINEやってたら最高です!)

『カタログ写真を強引にFAXで送信していただいても、よく見えないんです。これが (> .<)』

もちろんそのような工場はオートメーションなども進んでいないので、製品作り方も旋盤やドリルなど一般人の趣味レベルの高い人であれば集められるような設備ばかりだったりします。経営・製造方針もKKD(勘、経験、度胸)で行われます。

 

クオリティーをどんどん上げている中国

中国製品は悪かろう安かろうと言われてました。もちろん今でも中国には星の数ほど工場があるので本当にショボイ工場もあります。しかし、ある程度資本を持っている企業は機械を入れてかなり自動化しているような事が多々あります。

つまり、製品の品質を左右するような部分は極力機械で行うようにして、人は機械のメンテナンスや取り引き交渉のオペレーターとして専念するなどの体制に移行している工場が増えているのです。

一方、衰退中の国内企業は改善の余地というのは見られず、黙々と今までの手法を続けます。業者にそそのかされて5年前にホームページを製作したものの、使い方よく分からないので放置 →サポート代高いのでサービスを切る→ ドメイン切れ。という状況もよく見られます。そのような経験もあり、これらの企業は新しい取り組みには基本的に引け腰です。

 

ブランド受け継いじゃう?

悲しいかな、国内企業の中小企業には、

  • 仕入れ価格 ×
  • 品質の安定 ×
  • ブランド力 まぁ◯

というメーカーが多々あるのです。

そのような条件で【仕入れますか?】と判断で考えた時、『うーん 。 ねえな(´・ω・`)』という結果にどうしても至ってしまいます。

そんな感じで時代遅れな中小企業をディスって終わりそうでありますが、その企業、放置しておくと明らかに廃業の一途を辿ります。ここで何か引っかかる場合、そのメーカーの看板を担いでしまう事もありかと思います。

 

ただ、そのようなメーカーはブランド名だけが唯一の資産と言えるので、そう簡単にブランド名を譲ってもらえる訳ではありません。ただし、自分達の販促力に自信がある場合、ある程度仲良くなった段階で兄弟ブランドで発進するとマニアの方に気付いていただけ、次第に自分達の兄弟ブランドの方がが強くなってきます。

親ブランド ≦ 兄弟ブランドのポジションになれば、親ブランドとの交渉の幅は広がります。

このように物販で力を付けて来ると、昔なじみのあるメーカーとのコンバインもできたりします。これはこれで結構面白いものです。ただし、2代目社長というのは、能力は無くてもプライドは高かったりするので気をつけましょう。

 

妙にリアルな話でしたねw

 

という事で今後の大塚家具の行く末が気になるものです^^

この記事を書いた人

YOKO
ブログを書きながらポチポチフォトショップやイラストレーターをいじっている人。何故かECプラットホームの抜け穴を見つけるのが得意。商工会議所や銀行、ジェトロなどの情報商材以外のセミナーで仕入れた内容も発信していく予定です。

シェア!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です